連載 わんだふるな住まいの知識「床の歩行の快適性を空間区分で考える」

犬家猫館」さんのわんだふるな住まいの知識」が更新されました。 今回のテーマは、「床の歩行の快適性について」です。

コレまでにも、床材の選び方について、そのお部屋の意味合いや活動内容で考えるべきであるとか、プレイスペースの確保のご提案で触れてきました。
今回は、「床の歩行の快適」について、犬や猫に「空間の意味の分かりやすさ」とからめて考えよう、というものです。

床の歩行の快適性を空間区分で考える

空間を仕切るのは、壁や間仕切りがあると分かりやすいですが、床材の足触りを変えることで、ヒトの動きをかえるとい手法があります。
一般のご家庭では、リビング・ダイニングで実践されているご家庭も多いと思います。リビングとなる部分は、ゆっくりくつろぐために、床面に近くにヒトが腰を下ろせるようにしますが、床自体でも、そこに座っても気持ちがいいようにラグを敷いたり、椅子さえ置かないと言うことがあるのが、イメージしやすいかと思います。

このように、家の中の空間区分を「静」と「動」で考えて、その床の感触で空間の区分が犬猫にも分かりやすい状況だと、犬猫の動きを誘導することもできるのでは? コミュニケーションに工夫できないかな?という提案です。

Please follow and like us: